2014年8月30日土曜日

Steve Oda ×U-Zhaan インド古典ライブ

この告知をさせて頂けるのは、私にとって夢のような出来事です。

以前、サロードの平川麦さん、パカーワジのカネコテツヤさん、タブラの池田絢子さんの北インド古典ライブの開催レポートを書かせて頂いた時に少し触れましたが、サロードの巨匠、日系3世のカナダ人であるスティーブ小田さんと、おそらく国内で最も有名で、タブラというインドの太鼓を世に知らしめ、日本の音楽界で様々な活動をされているU-Zhaanさんによる、インド古典音楽のライブを開催する運びとなりました。




主催は平川麦さん。
タンプーラという弦楽器の伴奏は、U-Zhaanさんのお弟子さんでもある池田絢子さん。

スティーブさんは、ご自身のルーツである日本をとても大切に思われていて、2007年の初来日以来毎年訪れて下さっています。
そして、お爺様の故郷を訪れる旅をされているんですね。
バンスリ(インドの竹で出来た横笛) 奏者の寺原太郎さんと奥様の百合子さんが、その旅の案内人として、何かきっと運命に選ばれたのでしょうね。
百合子さんが、その旅の記録を記して下さっています。
まだ未完成、ようやく故郷の愛媛県の佐島へ到着したところまで。
 http://sashima2014.jimdo.com/
私も大切に読ませて頂いています。

スティーブさんの演奏の素晴らしさやお人柄は、ここに記されている通り。
スティーブさんの演奏は、一流のマエストロが醸し出す、上質でまろやかで味わい深くて濃密な、本当に素晴らしい言葉で表せない何かがたくさん含まれているものです。
ラーガは、基本のリズムや使用していい音や音階や旋律、流れ等の枠があらかじめ定められた中での、演奏者による即興演奏 です。
宇宙の音の法則が詰まっていて、身体や心にダイレクトに作用する、音楽以上のものです。
息を飲み、声に出来ない感嘆の想いが溢れ出し、いつのまにか自分の存在以上の大きな何かに包み込まれ、自分の内側のスペースか、それとも別次元のスペースか、旅をして、また戻って、そして今自分が居る場所には何所にでも行ける無数のドアがあることにはっと気付いて、きっとそのうちのドアのどれかを開いてみたくなるに違いないと思います。

開催は、9月19日(金)開場18:30 開演 19:30です。
詳細、ご予約はこちら。
(ラジオ等で告知して頂いているので、早めにお席が埋まってしまいそうです。ご予定確実になりましたら、お早めにお申し込み下さい)
http://www.sugata.co.jp/workshop/ka_workshop/4544

0 件のコメント:

コメントを投稿