2014年6月25日水曜日

胎内記憶

先週土曜の夏至の日、
「〜星と旅する、いのちの記憶〜」と題された、産婦人科医の池川明先生と地球暦の考案者杉山開知さんのトークライブに行って来ました。

池川先生は、何年か前のみらい祭で、「うまれる」という映画を上映した時に、講演をして頂いたことがあります。
前世の記憶、胎内の記憶、出生時の記憶をもつこどもたちのことを研究され、多くの親子の在り方や、妊娠出産に対する考え方を変え、また私達自身魂の目的を持って、親を選び、ひとつのいのちとしてこの世界にやってきたのだということを、こころに響くやわらかい雰囲気で 熱く語って下さるやさしい先生です。

今上映中の
 「かみさまとのやくそく〜胎内記憶を語る子供たち」にも出演されています。
 http://norio-ogikubo.info/


クラス等でもいろんな方に話していますが、私の息子も胎内記憶を持っていて、
小さい頃はよく屈託なく語ってくれていました。

3歳くらいの時、一緒に公園でたくさん遊んで、帰って来てお昼ご飯を食べていて、でもまたすぐに出掛けなければいけない用事があって、私は少し急いでいて....
息子の隣に坐って、すごいがっついた感じで(笑)食事を摂っていたんですね。
そしたら隣で息子が急にげらげら笑い出して、
「ママは僕がおなかにいたときもそうやって急いで食べてたよね、僕はいつも寝てるとき急に上から食べ物が入って来るからびっくりして起きちゃったんだよ、ママはほんといつもそうだった!!」って、懐かしそうに、そして本当に愉快そうに言ったのです。
私はびっくりして、「ねえ、おなかのこと覚えてるの?」と訊いたら、「うん」と答え、「僕は、おなかの中でひもがついていて、ぐるぐるまわったり、ママのおなかをキックしたりしてたの」「おみずを飲んで、おしっこもしてた(笑)」「ママは僕がキックすると手で叩いたよね(笑)」....※念のため....叩いたというか、ポンポンって感じのコミュニケーションです(笑)


ということがあり、うちの子は 神童なのではないかと、あやうく勘違いしそうにもなりましたが、池川先生の著書だと、今はだいたい3人に1人の割合で胎内記憶を語る子供がいるのだそうです。

生まれてから一緒に行った事の無い、でも妊娠中に行った場所がテレビに出て来た時、
「あ、ここ行ったことあるね!」と言ったり、でもあんまりこちらから訊ねるとよくわからなくなるようで、高2の今ではそういう話を自分がしていたことは覚えているけれど、おなかの中にいた記憶自体はまったく忘れてしまっているそう。

姪っ子もそうでした。
あるとき空を見上げたまま動かなくなったので、どうしたの?と訊いてみたら、
「○○ちゃんね〜、お空からきたの」と言い出したので、「お空にいたときはなにしてたの?」と訊ねると、「○○ちゃんは、そのときは○○ちゃんの形じゃなかったの。ふわふわしててきらきらしてたの、それで、ママを見つけておりてきて、そしたら○○ちゃんの形になったの」と言っていました。
パパはアメリカ人なんだけど、本当にそういうのまったく関係ないのね。

池川先生の著書に、おなかに宿る前にお母さんに会いに来たこどもの話もあって、
私にも思い当たる事があります。
すごくよく覚えているのですけれど、18歳の夏頃、昼間はデザイン学校に通い、夜〜朝までアルバイトをして〜みたいな生活だったとき、実家で昼間1人で寝ていたのですが、目が覚めて、動こうと思っても身体が動かなくなったことがありました。
これが金縛りってやつ?と急に怖くなりましたが、本当にどうすることも出来ない。
そんなこと一度も無いし、霊感とかもないし、おばけ怖いし.....

すると、腰の辺りに、猫くらいの何かが乗っています。
あたたかくてやわらかくて、ずっしり重くて....
錯覚じゃない....

怖い…

それがだんだん上の方に這って来る。

怖い…

私は掛け布団を頭に被っていて、だんだん自分の顔の方に近づいてくるのです。

怖い!!!

と思ったら、布団の下からもぞもぞと覗いたのは赤ちゃんの小さな手。
そしてどんどんこちらに入って来ようとしている。
なんだ、あかちゃん....
え、でも何故?

怖い!!!!!!!! 

と思ったら、大きな声を出してしまいました。
そしてそれは消えちゃった。
でも、そのとき、直感で、自分のところに来たがっている赤ちゃんがいるんだってわかったのです。それからすぐに10代の子が読むような本ではないのに、育児の本を読んだりして。
そして、自分の意識も、早くから親のそれに変っていったような気がします。
当時恋愛する事自体には興味なくて、というかまるっきり醒めていて、
でも家族は欲しいなと思ったりしていて。
あまり愛情が上手く循環していた家庭ではなかったから、自分はこうしたくないということをいっぱい見ていたから、逆になんだか自分はいい親になれる自信が意味も無くありました。実際に今どうかは別として(笑)


なので、無事息子に会えたとき、たくさんの赤ちゃんが寝ている中から、迷わずこの子とわかりました。男の子だっていうことも、最初からわかっていたし。
既にお互い知っている感覚です。
でも、おなかの中ですでに彼は私の事、あれこれ感じて、このひとしょうがないなと笑っていたのでしょうね。いつも私より大人びていて、今まで一度も私に剥き出しの感情をぶつけたことがないのです。小さい時からいつもあちらが親みたい。
いろいろお世話になってるって感じがします(笑) 
結局シングルマザーになって7〜8年経つけど、私の家族、ありがとう。

今、私のヨガクラスにも、妊婦さんが参加してくださることがあります。
マタニティのクラスではないので、ご本人の責任のもと、無理の無いように行って頂くのですが、最近はなんとなくおなかの赤ちゃんの様子も、わかるようになってきました。
寝ているとか起きているとか、どういう姿勢でいるとか。
お母さんがヨガをしているってわかっているのかしら??
生まれてから、私のようにヨガに嵌る変な小学生とかにはならないかしら???(笑)
私ももっといろいろ勉強しますね。

ひととひとの出会いって本当に不思議だなと思います。
たぶん偶然なんて何一つ無いんでしょうね〜
だからこそ、いいと思う事だけでなく、生まれて来た時の魂が自分の事を忘れてしまわないように、いつも愛情を携えて、精一杯正直に、自分らしく在りたいなと思うわけです。
そして、ヨガをお伝えしている事は、魂の目的に、どうやら沿っているみたいだぞと思う気持ちで、たまに一切を手放したくなるような時があったとしても、またマットの上に戻れるのかもしれません。

みんなが思い出せるといいですよね。

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