息子に訊く。
よくある家庭の一コマです。
「なんでもいい」
これもよくある一コマだけど、
私は、
「何が食べたいのか訊いてるのだから、何が食べたいかを答えて」と食い下がる。
(嫌でしょう?面倒くさいでしょう??笑)
「ん〜、魚かな...」
「何の?」
「ん〜、適当にスーパーとか行ってそこで何かいいのあったらそれでいい」
「そんなこと訊いてない。
何をどういう風に食べたいの?
スーパー行って予算に合うようにアレンジするのは私が考えることで、今は何が食べたいのかの希望を訊いてる」
「ん〜〜、じゃあ焼き魚、でも何でもいいよ...」
これっていい息子でしょう?
家族として面倒くさくないし、私のことも考慮してくれている。
だけど、私はこのやりとり違和感なの。
何故自分の食べたいもの訊かれているのに、他のことを条件付けして自分の希望を後回し、もしくは合わせます、ということになるのでしょう....
っていうか自分に訊かれているのに、私に選択権を振るなんて。
本当に自分らしくいる事は、わがままな事でもなんでもなくて、
自分にも周りにも心地の良いことだと思うんです。。
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セッションでは、頭がごちゃごちゃになってしまった状態の方に、よく「どうしたいですか?」「どうなりたいですか?」とお尋ねしますが、やはり自分の事より周りがどうのこうのという思考が先に出て来られるのですよね。
最近は、
「やりたいことがない。
自分では何もしたくない。
どうせ無理だから。
でもお金がないと生きられない。」
との言葉に一瞬固まりそうになりました....
世代かな...
解きほぐしていくと、ちゃんとどうしたいって出てくるのですけれど、感じることも考えることも先に止めてしまっている。
そして、お金に対する概念も凝り固まっていたりする。
本来お金と自分って関係ないのに何に対しても関連付けて....
本当の自分を感じないままでは先に進むことは出来ないです。
そして進んでいく現実の中で留まるということは、徐々にその魂を蝕んでいきます。
幸せって、お金があることやパートナーがいることや、人からうらやましがられることではなくて、自分が幸せだと感じることだもの。
幸せを感じなければ何もやる気が起きないのは当然だし、何をしたらいいかわからなくなってしまうのも当然だと思う。
いつもやりたいことのある私には、それを我慢したりごまかしたり正直にやれないこともあるけれど、ちょっと衝撃的。
うちは貧乏で、ご褒美なんてものもなかったから、親に対していい子でいるメリットが何もなかったの。
〇〇ができたらどこそこに連れて行ってあげるとか、何かを買ってあげるみたいな取引は一切なかった。感謝してます。
だからやりたいことを遠慮なくやる私だけれど、家族は無意識でバランスを取ろうとするもの。息子は「何でもいいよ」な人になって、私と衝突しないようにしているのだろう。
でも、それぞれ自立して好きなことしているなら衝突も何もない。
まだ私に擁護してもらいたいという息子の弱さと若さの表れなのでしょう。
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ずっと前、
「ねえ?君はどんな男性が好きなの?」と訊いてきた人がいました。
その時の私は息子と同じ。
「ん〜〜、優しい人かな...」
(つまんない答えね…
だって本当に優しくない人なんていないもの!!)
その人は、
「優しいければいいの?他には?」と訊いてきた。
「ん〜〜〜優しいのが一番だよ」となってる私に、
「年齢は? 背は? 見た目はどんな? 収入は??」と畳み掛けてくる。
「下は5歳まで、上は10歳まで。背は自分より高ければいい、見た目は清潔感がある人、収入は気にしないけど、ライフアビリティ(生活能力)がないとダメ」
「自分より背が高いって、2m30cmの中国人のバスケットボール選手みたいなのでもいいの? ヨガやってる人がいい? ベジタリアン? 宗教とか出身地とかは?」
「.............」(だけど一つ一つに答える)
「ね、なんでもいいなんて嘘だよ、ちゃんと考えたらいくらでも出てくるんだ。
それを100項目くらい上げていくと、ちゃんとその通りの理想の人が3ヶ月以内に現れるんだよ」
「あなたはそれやったの?」
「うん、やったよ」
「それで??理想の人は現れたの?」
「現れたよ」→(それが君)
.....という口説き文句だったことには後から気づいた鈍感すぎる私でしたが、この会話はすごく印象的で、時々「いい相手がいない〜」と嘆く女子に言ったりしています。
だけど本気で100項目考えた人はいるかしら〜?
それくらい具体的に思い描いて、ワクワクしたり、それは違うなとか考えていかないと、多分出会ったとしても、きっと〇〇に違いない、今はこうだけど、だんだん一緒にいたらこうなってくれるに違いない、みたいにどこまでも希望的観測で相手を見てしまうことになると思うのです。
それってね、親が子供にこうして欲しい、ああなってもらいたいと、子供の本当にやりたいことや、そうありたい姿を制限してしまうことと同じ。
そして、そちらを優先させているうちに、自分が本当にどうしたくてどうなりたくて、何が好きで、何が嫌いで、人生に対してどう感じているか、一つ一つの選択に対してどう感じながらそれを選んでいるかがわからなくなってしまうの。
でも希望的観測を信じてる。
それが脆くも崩れた時、パッと手放せる人と、いつまでもしがみついてしまう人がいますが、握りしめた手には何も新しいものは掴めないです。
この物語はまだまだ続きがあるのですが、セッションで、ですね。
*****************************
アクセスバーズ、ボディプロセスのセッションは、
随時受付しています。
お試しで受けられるよう、月曜日のオープンセッションデイを継続していますが、受けるクライアントさん側もそれでコツを掴んで頂けるとクリアリングしていくための質問をしやすくなるからという理由ですので、どうぞ継続されてみてください。
基本90分、ご希望でしたら120分、たっぷりボディプロセスも行えるようにお受けすることも出来ます。
詳細はこちらから。
http://pranic-yoga.com/
お申し込みは、pranicyoga@gmail.comまでメールでお問い合わせください。
1日講座の予定はこちらです。
私は、Accessの創始者GaryのChoice of Possibilitiesというアドヴァンスの講座を受けるのが楽しみで仕方なくて。
その人は、
「優しいければいいの?他には?」と訊いてきた。
「ん〜〜〜優しいのが一番だよ」となってる私に、
「年齢は? 背は? 見た目はどんな? 収入は??」と畳み掛けてくる。
「下は5歳まで、上は10歳まで。背は自分より高ければいい、見た目は清潔感がある人、収入は気にしないけど、ライフアビリティ(生活能力)がないとダメ」
「自分より背が高いって、2m30cmの中国人のバスケットボール選手みたいなのでもいいの? ヨガやってる人がいい? ベジタリアン? 宗教とか出身地とかは?」
「.............」(だけど一つ一つに答える)
「ね、なんでもいいなんて嘘だよ、ちゃんと考えたらいくらでも出てくるんだ。
それを100項目くらい上げていくと、ちゃんとその通りの理想の人が3ヶ月以内に現れるんだよ」
「あなたはそれやったの?」
「うん、やったよ」
「それで??理想の人は現れたの?」
「現れたよ」→(それが君)
.....という口説き文句だったことには後から気づいた鈍感すぎる私でしたが、この会話はすごく印象的で、時々「いい相手がいない〜」と嘆く女子に言ったりしています。
だけど本気で100項目考えた人はいるかしら〜?
それくらい具体的に思い描いて、ワクワクしたり、それは違うなとか考えていかないと、多分出会ったとしても、きっと〇〇に違いない、今はこうだけど、だんだん一緒にいたらこうなってくれるに違いない、みたいにどこまでも希望的観測で相手を見てしまうことになると思うのです。
それってね、親が子供にこうして欲しい、ああなってもらいたいと、子供の本当にやりたいことや、そうありたい姿を制限してしまうことと同じ。
そして、そちらを優先させているうちに、自分が本当にどうしたくてどうなりたくて、何が好きで、何が嫌いで、人生に対してどう感じているか、一つ一つの選択に対してどう感じながらそれを選んでいるかがわからなくなってしまうの。
でも希望的観測を信じてる。
それが脆くも崩れた時、パッと手放せる人と、いつまでもしがみついてしまう人がいますが、握りしめた手には何も新しいものは掴めないです。
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