2015年7月19日日曜日

5つの感情達が主人公のお話、Inside Outを観てきましたよ。

昨日公開のPixar/Disneyのインサイドヘッド(原題 Inside Out)を観てきました。
すっごい混んでましたが、逆にビックリしました。
こういう題材の子供向け映画が作られて、今迄の、楽しく美しく又は興奮させワクワクした架空の世界を見せるファンタジーや、夢を見させて憧れを抱かせるようなお話から、あくまでも現実的な、自分に向き合うための内側の世界についてのお話が、こんなに世間に受け入れられる時代なんだ〜って。

でも、そうですよね。
子供が大人になる前に知っておきたい大切なこと。
将来の進化した子供達は、きっとインナーチャイルドに翻弄される事もなく、素直なままに成熟していけるのかなって思いました。
だといいな。

私のヨガティーチャーとしてのキャリアは、新体操教室の小学生の女の子達を教えるところからスタートしました。思春期前後の子達が成長していく過程で、ヨガが役に立つことたくさんあると思ってます。
また子供達に教える機会があればな〜ってずっと思っています。



これは、11歳の女の子ライリーの頭の中の5つの感情達が繰り広げるストーリーで、
Joy(ヨロコビ) 、Anger(イカリ)、Sadness(カナシミ)、Disgust(ムカムカ)、Fear(ビビリ)が、どんな時にどんな働きをしているのか、自分にも当てはめて観れるから、感情の整理にもうってつけでした。


このそれぞれの感情達は、みんなライリーの事が大好きで、ライリーを幸せにするために存在しているの。

でも、ヨロコビが不在の時、想い出にカナシミが触れてしまった時、ライリーが築いてきた「性格の島」が壊れてしまう…

あ、これ以上は書かない方が良いですね (^_−)−☆

自分の感情に向き合えず持て余したり、塞いだり、いつも同じキャラクターに役割を任せていたり、大人程、自分の感情に素直になれないものだから、Get in touch with your emotions (あなたの感情達と触れ合って)、なんですね。


ヨガやっている人は、難しい瞑想の本より頷けるポイントがたくさんあるかも。
5つの感情っていうのも、ヨガ的な哲学に沿っていて、私にはとてもツボで、今度ヨガ哲学講座を開催しようって思いました。
これが正しい、これが真実、これが目指す場所、みたいなものではなく、ざっくり、いろいろな哲学の流派や歴史、実質的なところから形而上学的なところまでを考えていく俯瞰的な講座。

哲学や思想って、頭の中の事ですから。でもそれが歴史や社会、宗教、風習、人の倫理観を作ってきた訳で。

観るものと観られるもの(プルシャ/プラクリティ)についても、難しくなく捉えていければ、ヨガの練習も、日常の悩み悩みや人間関係もきっと軽やかになるはず。
ね。

今の私はやりたいことがたくさんで、それらに向けての準備をしっかりやっている期間です。
頭の中のいろいろ、これに関係する具体的なセッションも含めて。
またご報告しますo(^_-)O

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