2013年2月19日火曜日

Saraswati Puja

立春も過ぎ、旧暦正月も明け、西洋の春のお祭りSt. Valentine's Dayも過ぎ、インドやヒンドゥの寺院、コミュニティではヴァサントパンチャミーという春の到来を祝う祭りが祝されました。
全世界中、大体2月の初めから半ばにかけて(ヴァサントパンチャミーはインド月のMaghの5日に祝われるので、年によっては1月の場合もあります)が「春」に切り替わる時期なんだなと思います。

そのヴァサントパンチャミーでは、サラスワティがお祝いされ、黄色の花を飾り、黄色の服を着て、黄色の食べ物を食べます。
サラスワティは、川の女神であることから、水を司る女神として、芸術、学問、音楽の神様として敬われていますが、春の女神でもあるのですね。
それはなんとなく嬉しいです。

この時期にふさわしい、インドの黄色いお粥「キチュリ」を作ってみました。
折しも高熱を出して寝込んでいたので、何も食べられず、舌も日本の伝統的な味を一切受け付けず、図らずも春の一大デトックスになりました。

スパイスたっぷりで身体をあたためる快復食として。

作り方
インディカ米
ムングダール(ムング豆)
バター
ターメリック、コリアンダー、クミンシード、カルダモン、クローブ、生姜、岩塩


お米と豆を洗ってザルにあけておく
生姜とスパイスをすべてバターで炒める
香りが出たら、お米と豆を加えさらに炒める
お米がすきとおってきたら、水を加え弱火で30分ほど炊く
岩塩で味を整える

そして、サラスワティマントラをアナーハタ音で唱えながら食して私のサラスワティプージャは終了。
黄色い服は残念ながら持っていなかったですね(笑)
(10代の時、恵比寿のデザイン学校に所属していたのですが、その時に「浅草橋ヤング用品店」というファッション系のTV番組が取材にきた事があって、前日HRを欠席していたからという理由で私が取材を受け、オンエアされたVTRで「色の白い子は黄色にあわないねー」とばっさり斬られていた想い出が未だトラウマです(笑))

よし、この春は黄色い服を堂々と着てみよう。
OM

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