2012年2月11日土曜日

Yoga as Therapy〜療法としてのヨガ

息子でございます。靴下に穴が開いていてお恥ずかしい限り。。。

リハビリ科で筋肉の付き方、発達の左右差や柔軟性、関節の稼働域 などを見て頂いているところです。
最新医療では、ペインクリニックという痛みに対処する専門のお医者さんが居て、様々な観点から痛みにどう対処していくかをアドヴァイスしてくれます。
というのも痛みというものはやはり感情的な物や、痛みの記憶(これが面白い事に、脳ではなくて、身体の各部位の神経などの組織や細胞に刻み込まれるのだそうです)からに依る部分が大きく、同じ症状で全く痛みのない方、逆に症状が無いのに痛い方など、一概に対処出来る物ではないからです。
それでもその先生の考えは、私も日頃クラスで言っているように、「痛みを我慢するのは馬鹿よ!」というものです。(私は馬鹿とは言わないですけどね、笑)
痛みの記憶が残ってしまう事の方が厄介だから、我慢せずに痛み止めは服用した方が良いということです。

ヨガの場合は、痛みを自分で創り出して自分で我慢して身体の可能性を閉じ込めてしまわないよう、呼吸を使って観察しながら少しずつその身体に対して持っている、または身体自体が持っている記憶を変えて行きます。
昔、ざざっと読んで、そのうちしっかり読もうと思っていた解剖学に基づいた分厚ーいヨガの本を引っ張り出して読んでいます。
私が以前勉強していたアヌサラヨガの先生の著書で、こういう道筋を通って来た事は間違っていなかったなと改めて思いました。

結局は、最新医療でもヨガ的な事を推奨されるのです。
自分の身体の特徴と癖を知り、足りないところを必要な運動で補い、柔軟性を高め、身体との付き合い方をよりよいものにしていきます。
また痛みがある場合は、それが自分の中から発生するものなのだと自覚して、過剰反応しないようにします。
私もすごく勉強になります。

そしてバスケットの選手である息子ですが、関わって下さっている先生方も何故か全員バスケット経験者。ずっとバスケの話をしています。すごく熱いです(笑)
リハビリ科の最年少ということもあって、随分親身に相談に乗ってくださりありがたいです。

何か特に疾患や痛み、悩みがなくても、身体に持っている思いを良くして行く事で可能性がどんどん広がり、それが人生に影響するのですから、ますますヨガって大事ですね。
がむしゃらに行うだけでなく、決まった事をするのでも教わった事をそのまま行うのでもなく、一番の先生は自分の身体、という意識でしっかり継続していきたいですね。
しばらく行わないと、人間はすぐにもとの癖に戻ってしまい、せっかくやってきたのにまた最初からやり直しになってしまうのです。

私も同じくです。
頑張りたいです。
Namaste

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