2012年3月24日土曜日

恋愛観

私の恋愛観はこう。
「大抵の人が愛だと思っているものって本当に馬鹿げている。人はみんなそれを自分の中に持っているのに、他の人を通してそれを感じたい。リレーションシップは女性が自分自身の人生を生きる為には危険、それは時には有益な事もあるけど、お互い頼り合っているカップルって苦手というか嫌いというかめんどくさい。」

おかしいかしら?
なんか昔からこうなんですよ。遡ると中学生くらいの頃から。
本心はこうなのに、恋愛ってしていないとマズいとか、やっぱり淋しいとか、人生の目的って人を愛する事とか、自分にぴったりの相手がいて初めて人生が成立するみたいに思っていた事もあって、自分のこの考えを自分で認めてしまったら一生恋愛出来ないじゃない、なんて思っていましたね。
自分ではスイッチが入らないから、オファーを受けて好きになれるかトライしてみるという事の連続。結局いつもそのスイッチは入らないままでした。

鎌倉で撮影されていたドラマ「最後から2番目の恋」
すべてが身近な私の行動範囲で、友人のお店なども頻繁に登場し、なによりロケ中の小泉今日子さん 本物がめちゃめちゃかわいかったということで、TVを見ない私もちょっと気になっていました。設定も大人の恋愛事情という事で、周りは結構話題にしていました。
私は2〜3話くらいしか見ていなくて、なんというかSATCもそうだけど、共感出来るようなまったく根本から違っているような複雑な気持ちで、そして最後はお約束で誰かと誰かがくっつくハッピーエンドなんでしょってとこがあまり興味をそそられなかったのですが、 どうも最終回は違ったみたいですね。

「淋しくない大人なんかいない。だからって淋しさを埋める為に恋愛するのはやめよう。
それよりもっと自分自身の人生を謳歌しよう」
というエンディング(だったのでしょう?)
それには大共感。

淋しいって感情、人は嫌うけど、私は意外と好きです。
淋しさがなくなったら嫌だなとさえ思っているくらい。
結婚していたって、相手が目の前にいたって淋しいときはいくらでもある。
遠距離恋愛はそれがなくても淋しい、あっても淋しい、気持ちが通じ合ってもすれ違っても淋しいという究極の修行みたいなもの。
でも、それを通じて、愛って本当に自分の中から湧き出るものなんだなという感覚を知りました。息子に感じる母性愛とか家族愛とはまた違うものなのに、やっぱり同じでした。

人は淋しいという感情を埋める為にいろんなことをするでしょう?
私はそれに協力するのももう一切やめようと思って。

幸せなご夫婦やカップルを否定する意味は一切ありません。
素敵だなと思う方々は本当にたくさんいらっしゃる。
自分が持っているバランスを拡げて二人でバランスを取るみたいな事は素敵。
でも素敵と思っていたけどなんか自分には違うというのが正直なところ。
女性は男性の人生をサポートするための存在ではないし、逆に頼る気もないし。

それでも自分の中から湧き出る愛っていうのはあります。
それを共有したいとも思うから、その力は自分のものでいいと思うんですよね。
まあ、そんな独り言でした。
本心を書くとすっきりします。意識が少しアセンション出来たのかも(笑)
誰かを好きだと思う気持ちは本当に貴重です。
OM

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