2012年4月3日火曜日

Vedic Chanting WS vol,1

4/1の日曜に開催した、Vedic ChantingのWS。
講師はHPFacebookのPranicYoga Page でも紹介している桜井藍子さん。
インドのクリシュナマチャリヤ(Sri Tirumalai Krishnamacharya師)
のスクールで2年に渡り、この奥深いサンスクリット語の詠唱を学んで来られました。

クリシュナマチャリヤ師は、ヨガをやっているなら知っておかないといけない偉大な賢人の一人です。ハタヨガの二大流派(今世の中にある◯◯ヨガは、私も含め、ほぼすべてこの流れから発展したものです)アイエンガーヨガのBKS Iyengar師、
アシュタンガヨガのSriKPattabhiJois師のお師匠で、1989年に101歳の天命を全うされました。
http://www.youtube.com/watch?v=cd_eTupTCbI&feature=player_embedded
(クリシュナマチャリア師の40歳の頃に撮影された動画です)

Vedic Chantingは、神の言葉、叡智、そのもので、古のヨガ行者が深い瞑想の中で直接受け取った言葉とされています。
長い歴史の中で、女性がこれを学んだり詠唱する事が禁じられていたのですが(ハタヨガも同じです。女性は不浄の存在という考え方が広まり、仏教などにも影響を与えました)、クリシュナマチャリア師はいろいろ文献を調べ、元々は女性も行っていたことを見つけだして、自らのスクールの中で、そしてインドの社会全体の中で、女性も分け隔てなくこの神から人類へ与えられた偉大な智慧を誰でも学べるよう活動を起こし尽力下さいました。
その恩恵を受けて、今日私達はヨガを学び、日々行う事ができるのですね。

WSは皆様に温かいハーブティーをお配りした後、藍子さんのオープニングのチャント(クリシュナマチャリア師に捧げるものです)から始まり、MAの音を使って、チャンティングの時の音の上げ下げや声の出し方、伸ばし方のルール(記号で表記されています)などを教わってから、MA BHUMAの音でも練習、そしてShiva神への祈り、Sivapancaksari Mantraを詠唱しました。
お集り頂いた方々は、「ヨガの事もあまり良く分からないけど」という感じの方が多かったですが、純粋に肚からしっかり声を出すというのはとってもヘルシー。
自然と呼吸が深くなったり姿勢が良くなったり、身体の中が強くなったり、良い事ばかりです。声を出すってストレスマネージメントにもすごく効果的。
藍子さんがいつもニコニコ元気なのがよくわかる気がします。
そして、言葉自体の意味はよくわからなかったとしても、音自体に特別な波動があり、きちんとその発音を真似て発声する事で、私達の身体や精神や魂に多大な恩恵をもたらしてくれるものなのだそう。

藍子さんのご尽力ですが、初回こんなに多くの方にお集り頂いた事は嬉しい驚きでした。
次回の開催も予定しています。
Gayatriという最もパワフルだとされる、ポピュラーなマントラを練習したいと思います。
日程などは調整中ですので、詳細決まり次第またお知らせ致します。
私にとってもとても楽しみなWSです。
OM Namaste

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