2012年11月9日金曜日

ボルダリング体験

ボルダリング後の激しい全身筋肉痛からやっと脱出しつつあります。

岩壁を見ると、「登りたいな」と思ってしまう私。
子供の頃はよく他所様の家の石垣をよじ上ったりしていました。
私の愛読書の一つであるPatagoniaのカタログには、華奢な女性が途方もない大きさの岩壁に自らの手足だけで張り付いている写真や、凄い角度の場所にぶら下がるようにして登っていくフォトグラフが掲載されています。
「これは無理」と驚嘆の思いで眺めていましたが、最近ボルダリングジムって随所にあるのですね。ヨガスタジオと同じくらいの気安さで。

壁はなんとか登れました。
距離(高さ)的に物足りないとさえ思いました。
でも、コースが決まっていて、順番に指示通りの場所のみ手を掛けて良いのです。
「ただ登るだけならジャングルジム」と言われてしまいましたが、そうなると人間が作ったゲーム。「挑む 」みたいな気持ちがむくむく沸き上って来ます。
あとちょっとで届かないところなどに出来るまで挑戦し、難しいコースに挑戦したくなり、周りの人にも見られているのでかっこよく登りたい的な気持ちも若干あったり。
いわゆるエゴですよね(笑)

それらが自分にとってあまり快適ではなかったので、そんなに長居はしませんでしたが、直後から肩と腕がやばかったです。
車の運転、ハンドル回すのがちょっと気合い入れないとするっと滑ってしまうくらい握力が抜け落ちて、改めて酷使したんだな〜と実感しました。
アシュタンガのフルプライマリーを3回連続で やった、みたいな。
でも自分のウィークポイントなので、少し頑張りたいと思っています。

それで、話を聞いていると皆さん、あまりケアをしないみたいなんですよね。
登る前のストレッチも適当だし、「やらない方がいい」と仰る方も居て、「いつか壊す」こと前提で、だから今のうちに登っておくみたいな感じなんですね。

一流のアスリートは、パフォーマンス以上にケアやコンディショニングに時間を費やします。サーフィンにしてもダンスやランニングにしてもそうです。
ましてボルダリングなんて。
また、アスリートの筋力でぐいぐいストレッチしてしまうと、却って痛めてしまうこともあるのでしょう。そうなると「まあいいや」と温存療法的発想になってしまうのかもしれませんね。
筋肉は、伸ばす方向に直接力を使うのは正しいやり方ではありません。
伸ばすには引く事が大事で、その方向が肩の場合は少し複雑です。
肩関節って、身体の中で一番複合的な動きの出来る繊細な場所なので、力を加えて良い方向性さえ知っておけば、怪我も未然に防げるし、もっと自信をもって身体を使えるのではないかなと思いました。

それにしても、ロープワークとか憧れますね。
今度はもう二人一組で行うロープクライミングに挑戦してみようかな。(早い?)
何はともあれ、次また行くのが楽しみです。
OM



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